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八尾バル代表インタビュー


代表プロフィール
- 高野朋美(たかの ともみ)さん
株式会社おふぃす・ともとも代表
元静岡新聞記者
元日本消費経済新聞記者
八尾バル代表
八尾バル発起人の一人

インタビュー

- 八尾バルとはどんなイベントですか?
一言でいうと飲み歩き食べ歩きのイベントです。
「バル」というイベント自体は函館から始まっているイベントになります。
食のイベントは一カ所の会場に色んな店舗さんがブースを出されて、参加者の人がそこを回るという方法が一般的なんですが、八尾バルの場合は会場がそれぞれの店舗さんになります。
チケット(5枚つづり)を購入していただくことで5店舗まわることができます。
店舗さんに行くとバルメニュー(1品・ワンドリンク)が出るのでそれを5店舗ハシゴしていただきましょう!というイベントになります。
- 八尾バルさんの立ち上げ理由はなんですか?
八尾を盛り上げたい!
八尾で何か面白いことをしよう!ということで立ち上げています。
私が一人で立ちあげたわけではなくて、その前身に「八尾ツイッターミーティング」というコミュニティがありました。
当時ユーストリームというライブ配信するサービスがあり、そこで会議の様子を配信していて、その配信を見た人がなんか面白そうなことをやっているじゃんということで、各方面から人が集まって、毎月八尾を盛り上げるために話をしていました。
当時、関西でバルというイベントが流行り始めていて、伊丹バルを中心に各地でバルが始まった時期でもありました。
バルに参加してみるとすごく楽しく、これを八尾でもやれないかと思い立ち上がったのが有志の人たちでした。
イベンターも飲食店関係も一人もいない、サラリーマン、NPO団体職員、ライター、学生などバラバラな人たちが八尾で何か楽しいことをやろうという気持ち一つで立ち上がったのが八尾バルなんです。変なバルなんですー(笑)
- 八尾バルさんと他のバル違いを教えていただけますか?
一つは「完全ボランティアのイベント」だということ。
もう一つが「地産地食」だということ。
必ず店舗さんで出して戴くワンメニューワンドリンクの中のワンメニューは「八尾の特産物」を使っていただいております。
八尾バルは夏の7月と春の3月の年に2回開催します。
八尾の特産品は「八尾枝豆」と「八尾若ごぼう」という2大農産物があり、収穫時期に合わせた
開催時期となっています。例えば地元の食材を使ってくださいね、みたいなことをやっているバルは他にもありますが、夏は必ず八尾枝豆を使ってください、春は必ず若ごぼうを使ってください、という縛りを設けているのは八尾バルだけなんです。
- 八尾バルさんの活動自体は何年くらいになるんですか?
7年ですね。今回で第14回目なので、もちかけ7年になります。よく続いてきたなと思います。
- 当時始められた時と現在ではどれくらいお客さんが増えましたか?
始めた当初お客さんは100人強くらいだったんです。少なかったんですが本当いち素人が始めたことですので、本当にお客さんが来てくれるかなってところからスタートしてるんです。
最初の頃お客さんがマップとチケットを持って「どこ行くー!どこ行くー!」と言いながらすごく楽しみながらお店を回っている様子を見て、すごく嬉しかったのを今でも覚えています。
もう忘れられない!!
現在は400人強くらい、参加店舗さんも最初は16店舗でしたが現在はおかげさまで40店舗くらいに増えました。参加されたお客さんには本当に楽しんで町を回って欲しいです。
- 昔の八尾のお店と今のお店の料理だったり、お店の雰囲気とかって変わってきましたか?
そんなに大きく変わったところは無いと思います。
美味しかったのでまた来ますや、バルがキッカケで常連さんになったという話や八尾にこんなに多くの美味しいお店があることを知らなかったという声はよく聞きます。
私はライターなので全国でグルメの取材もするのですが、そんな私が八尾のお店ってレベルが高い!とハッキリと自信を持って言えますよ。
味いいですよ。難波いくなら八尾で飲めと、本当に本当に良い店いっぱいありますもん。(笑)
八尾バルマップは是非保存して使ってください。
- 八尾バルの今年のテーマをお聞かせください。
テーマ食材は3月なので八尾若ごぼうです。
今回から「糖質制限メニュー」が新しく登場します。
美味しいものを八尾バルで家族と一緒に食べ歩きたいのに自分が「糖が心配やからよう行かん」とか、友達に誘われて「そういうイベントは油っぽいものとかカロリーが多くて、糖の多いもんが出るからなかなか行けない」という人のために同じようなメニューを食べ、同じ時間を楽しんでほしいなと思い糖質を制限したメニューを出せばそういう人でも、家族や友達とも気兼ね無く回れるんじゃないかなと思ったんです。
これを発端に八尾で糖質制限メニューが根付いたらヘルシー志向のお店さんが増え、健康に気を使っている人でも気兼ねなく美味しいものを食べられる街になるかなと思っています。
- 八尾バルを活動維持するために必要な事はなんだと思いますか?
私は気持ち一つだと思っていて八尾を盛り上げたいとか、何か八尾バルに関わりたいとかそんな気持ちが一番大切だし、八尾バルを続けていくには必要な事だと思います。
八尾バルはボランティアなので仕事でもバイトでもありません。
現在は学生さんが半数を占めています。今までは社会人が大半だったのですが、前回の第13回目から学生さんだけで回せるイベントにしたいなと思いました。
八尾バルというものを一緒に作り上げたいという気持ち一つ!!それがとても重要でそれさえあれば八尾バルはずっと続いていくと思いますね。
 
- 八尾バルで苦しかったこと楽しかったことは何ですか?
発起当初は夜だけのイベントだったんです。でも八尾って「主婦層もいっぱいいるよねー」という声が上がったりして、お昼12時からやって夕方5時までカフェバルみたいにやってみようかと。お酒もそんなに無いけど「子連れで歩けるようなバルタイムを作ろうよ」と当時の学生からアイデアが出たので12時からやってみたり本当にみんなでアイデアを出し合ってやっていました。
最初に関わってくれた学生が卒業し、新しい学生が入ってきてくれるのですが、徐々に何をすればいいのかという指示待ちをするという形になり、どんどん面白く無くなってきて八尾バルを辞めようかというところまできていました。
私が辞めたいと言うと八尾バルの創業者の一人にあかん。と言われましたね(笑)
何回もそのやりとりがあり第8から9回目くらいが一番しんどかったですね。
そこで考えたんです。八尾バルに真剣に向き合って来たのかと自問自答したんです。
そこでしてなかったと気付いたんですね。だから真剣にやろうと思い今のようになりました。
- 八尾バルの今後のビジョンはなんですか?
八尾バルは学生が回せる活動でありたいと思っています。
最近は八尾バルで食べ物以外も販売しているお店さんもあります。
八尾には中小企業はたくさんあって、学生とコラボをしたいと考えてらっしゃるところも多く学生が八尾バルの活動を通して社会と繋がりができたり面白いアイデアを企業さんと一緒に具現化して活性化に貢献できるようになると嬉しいですね。
そして八尾バルは面白いものが集まる場所になってほしいですね。
- 八尾で活動されている理由はなんですか?
出身は島根県で大学に通うために静岡に引っ越して、就職も静岡でしました。
ある御縁で八尾に来て八尾で生活をして行くうちに八尾の人や風土、美味しいお店に心惹かれ八尾を拠点にすることを決めました。

仕事の量でいうと大阪市内の方があるのですが、純粋に八尾が好きなので拠点を変えるつもりはありませんね(笑)

最後にみんなで写真を撮りました

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八尾ラボの中の人A

幼少期を過ごした八尾市でゆるく、そして本気で運営をしているローカルメディア「八尾ラボ」の中の人Aです。

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